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日記

2026-02-06 11:20:00

再会が彩る人生の美しさ

その夜、店の扉を開けて入ってきたのは、数十年という歳月を軽やかに飛び越えてきた風でした。

「いらっしゃいませ」と声をかけた私の視線は、一瞬だけ泳ぎます。正直に言えば、最初にお顔を拝見したとき、記憶のパズルはすぐには組み上がりませんでした。けれど、彼女たちが席に着き、言葉を交わし始めた瞬間、店内の空気は魔法がかかったように色づき始めたのです。

 

高校時代の同級生。かつて同じ学び舎で、同じチャイムを聞いていた少女たち。

 

記憶の糸、言葉の魔法

お互いの顔かたちは、時の流れという優しい筆によって書き換えられています。けれど、ひとたび口を開けば、そこにあるのは共通の温度を持った「あの頃」の話。不思議なものです。名前を思い出すより先に、心が当時のリズムを思い出していく。

彼女たちは、卒業から今日までずっと交流を続けてこられたといいます。それは決して当たり前のことではありません。 それぞれの人生には、語り尽くせないほどの「いろいろなこと」があったはずです。 晴れの日ばかりではなかったでしょう。風の強い日も、立ち止まって動けなくなった夜も、きっとあったに違いありません。

 

刻まれた美しさ

しかし、目の前で笑い合う彼女たちは、そんな歳月のすべてを「いま」を輝かせるためのスパイスに変えてしまったかのように、生き生きとしていました。 その美しさは、単に若さを保っているということではなく、人生の荒波さえも優しく受け流してきたしなやかさから来るものです。社交性の高さや、周囲を明るくする気遣い。それらは、彼女たちがこれまで誠実に、そして懸命に日々を積み重ねてきた証左でもありました。

 

笑顔という名の「ごちそう」

宴もたけなわ、彼女たちは満面の笑みでこう言ってくださいました。

 

「ああ、おなかいっぱい!ごちそうさま!」

 

その声の弾み、表情の輝き。 提供した料理以上に、彼女たちが持ち寄った思い出と、再会を喜ぶ純粋な心が、その場を最高のご馳走に仕立て上げていたのだと感じます。

人生のさまざまな出来事を、すべてこの瞬間の笑顔に昇華させてしまう。そんな美しい生き方を見せてもらったような、清々しい夜でした。 去りゆく背中を見送りながら、私は思いました。 「また明日から、私もいい時間を積み重ねていこう」と。

2026-01-25 16:08:00

湯気の向こう側 「加古川でクジラを囲む、最高に粋な夜のお話。」

期待に胸を膨らませた、特別な「乾杯」

「お誕生日おめでとうございます!そして、部長昇進おめでとうございます!!」

開店直後の店内に、パッと花が咲いたような明るい声が響き渡りました。

本日初めてご来店いただいた、仲の良さが一目で伝わってくる5名様グループです。

ご予約の時間ぴったりに席に着かれ、間髪入れずに始まったお祝いの宴。

主役の部長さまを囲む皆様の表情は、これから始まる「美味しい時間」への期待でキラキラと輝いていました。

聞けば、当店を見つけてくださったきっかけは「クジラ」「加古川」という検索キーワードだったとのこと。

「クジラが食べたい!」「粕汁鍋が楽しみすぎる!」と、お鍋が運ばれる前からそのワクワク感は最高潮。

「まだかな、まだかな」と子供のように鍋を待つ皆様の姿に、主役の部長さまも一緒になって盛り上がっていらっしゃる。

その光景を見ているだけで、こちらまで自然と目尻が下がってしまいました。


一口の魔法と、深まる酒宴

いよいよお鍋が煮立ち、待ちに待った一口目。

「おいし〜い!!」

その場にいた全員が、弾けるような笑顔で声を揃えられました。

作り手として、これほどまでに嬉しい瞬間はありません。

あんなに美味しそうに、そして楽しそうに召し上がっていただけるなんて、料理屋冥利に尽きるとはこのことです。

お箸が進むにつれ、お酒も進みます。 ビールから始まり、焼酎、日本酒、そして泡盛へ。

お酒の種類が変わるごとに会話のトーンも深く、熱くなり、最後はシメの逸品まで余すことなく堪能していただきました。


「お支払いはさせません」—— 慕われる人の背中

宴もたけなわ、お会計の時でした。 素敵なエピソードの仕上げが待っていたのです。

伝票を手に取ろうとする部長さまを制して、部下の皆様が仰いました。

「今日は部長は支払わなくていいです!私たちがご馳走させていただきます!」

さらりと言ってのける皆様、本当にかっこよかった。 そして、そう言わせる部長さまの普段のお人柄が透けて見えるようでした。

これほどまでに心から慕われ、お祝いされる。

それはきっと、部長さまがこれまで注いできた愛情や信頼の形なのだと感じずにはいられません。


笑顔という名の「ご馳走」

お見送りの際、皆様の満足げな表情を見て、

こちらが「ご馳走」をいただいたような、温かい気持ちになりました。

美味しい料理とお酒を提供するのは私の仕事ですが、

そこに「最高の思い出」というスパイスを加えるのは、お客様自身の絆なのだと改めて教えていただいた夜。

素敵な昇進祝いの場に、当店の「クジラ」と「粕汁鍋」を選んでいただき、本当にありがとうございました。

また皆様で、あの賑やかな笑顔を見せに来てくださいね。

次はどんなお祝いを共にできるか、今から楽しみにお待ちしております。

2026-01-22 18:09:00

さあ鍋を囲もうよ!

湯気の向こう側

鍋を囲む時間は、一日のなかで最も穏やかな句読点かもしれません。 湯気の向こうで交わされる会話は、時に思いがけない人生の深淵に触れることがあります。

その夜、座を盛り上げたのは、かつて社会現象を巻き起こした朝ドラ『あまちゃん』の思い出話でした。 「あのドラマは本当に元気をくれましたよね」 「あの曲を聴くだけで、今でも一日が始まる気がします」

それは、誰もが共有できる幸福な記憶。談笑の輪が広がるなか、一人の男性がふと、穏やかに尋ねました。 「それは、どういったお話なんですか?」

「えっ、あまちゃんですよ!知らないんですか?」 周りは驚き、親しみを込めた冗談まじりの声が飛びます。それは決して彼を責めるものではなく、「あんなに素敵な物語を、あなたにも共有してほしかった」という、善意と親愛の情からくるものでした。

彼は少しだけ申し訳なさそうに、けれど清々しい表情でこう答えました。

「あぁ、そうなんだね。実は私はずっと、朝の五時半には出社して、夜勤のメンバーから現場に問題がないかを聞き取るのが仕事だったんだ。だから、その時間はテレビを見たことがないんだよ」

その場に、静かな感銘が広がりました。

私たちがドラマの物語に胸を熱くし、明日への活力を得ていた、あの眩しい朝の時間。 その同じ時刻、この人はまだ静まり返る街を抜け、誰よりも早く現場に立ち、夜を守り抜いた仲間たちの声に耳を傾けていたのです。

『あまちゃん』を愛した人たちが守ってきた、明るく健やかな日常。 そして、その日常を支えるために、自らの持ち場を数十年守り続けてきた彼の規律。

どちらが欠けても、この平和な食卓は成立しません。 流行を知っているという「豊かさ」と、一つの役割を全うし続けてきたという「凄み」。その二つは決して対立するものではなく、どちらも等しく尊い人生の景色なのだと気づかされました。

「そうでしたか。それは、本当にお疲れ様です」

誰かが自然に口にしたその言葉に、全員が深く頷きました。 お鍋の湯気の向こう側で、それぞれの朝を懸命に生きてきた大人たちが、互いの歩みを認め合い、静かに杯を交わす。

それは、どんなドラマのワンシーンよりも、奥深く、かっこいい光景でした。

2025-12-12 16:45:00

猛烈な勢いで師走が進んでいきます

みなさん、忘年会盛り上がってますか〜

心地庵朝熊も連日の忘年会で盛り上がっております

みなさま笑顔でお食事をされる姿は眩しい

12月だから ちょっといつもより多めにお酒を飲んで

盛り上がるのもいいのではないでしょうか

当店終了してから駅前に移動されるお客様も多く

みんな強いなあと感心いたしております

あとちょっと、風邪やコロナやインフルエンザなんかに気をつけて

元気にお過ごしください

 

2025-11-06 14:12:00

気づけば11月!驚きしかない時間のスピード

時間があっという間に進んでちょっと引くくらいに冬は目の前に。

夏の暑さを語っていたところなのになんということでしょう

毎日のスピードもさることながら、季節の移り変わりもすんげーな。

こないだ北アルプスの八方池に行ったはずなのにそれは7月の初旬。

もう遥か昔みたいで寂しい。

ハロウイーンもあっという間、お店の季節はおせち料理のポスター満載

恵方巻きもすぐにポスターになるんだろうなあ

どっしりと構えていたらいいのに

なぜか焦るのが不思議

 

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